駐車場運営
土地の有効活用といえば「駐車場」という方法もある
もし「土地の有効活用をしたい」と考えるのであれば、「駐車場」を運営するという方法があります。
駐車場は「土地を簡単に有効利用できる方法である」と知られており、だからこそ「駐車場という使い方をしよう」と考える人が少なくありません。
では、駐車場として使うことのメリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
初期投資が少なくて済む駐車場経営
まず、駐車場経営の大きなメリットとして「初期投資があまりなくて済む」というものがあります。
立体駐車場のようなものを作るのであれば設備を作らなくてはなりませんが、平面駐車場であればアスファルトで固めるか、それすらない状態でもOKです。
それを考えれば、初期投資が少なくて済む駐車場経営は「素人でも運営がしやすい」と言えるでしょう。
なんといっても、初期投資にかかるお金をおさえることができるというのは大変なメリットになりますからね。
借地借家法について
土地に関する法律の中に「借地借家法」というものがあります。
借地借家法では、「一度土地や建物を貸してしまうと、返してもらうのが難しい」という問題点があります。
今は借地借家法が改正され、「土地代を支払わないなどの問題行為がある場合は立ち退きをしてもらうことができる」となりましたが、それでも借地人に不利な点がのこされているという指摘があります。
このように、「土地を貸す」というのはメリットばかりではなくデメリットも存在するものなのです。
参考サイト:センチュリー21マーキュリー:借地借家法とは
ただ、駐車場に関しては借地借家法が適用されませんので、土地を返してほしいと思った場合にはそこで返してもらうことができるというメリットがあります。
このため、「売却したい」と思った時に売ることができますし、マンションを建てたいと考えた時も楽です。
ただし、デメリットとして「固定資産税は更地としての判断になる」ため、税金の軽減などはないということを頭に入れておく必要はありそうですね。
ただ、もしも「土地の有効活用をしたい」と考えている人がいたら、この「駐車場として利用する」ということを考えてみてもいいのではないでしょうか?
デメリットも少ないですし、一度は考えてみてもいい活用方法ではないかと思いますよ。
せっかくある土地ですから、できるだけ損のない有効活用法を考えてみて下さい。