不動産専門家といえば不動産コンサルティングマスター
不動産コンサルティングマスターとは
不動産コンサルティングマスターとは平成5年から始まった資格制度で国土交通省の登録を受けている準公的な資格といえるものです。
現在資格保有者は16000人ほどいるといわれています。
資格の内容としては投資も含め不動産の活用方法をアドバイスしていく不動産の専門家です。
不動産に関する疑問については何でも答えていける状態を目指しています。
さらに専門性を高める資格として相続対策専門士や不動産有効活用専門士といった資格もあり、上位資格として挑戦している人も多いです。
また、不動産コンサルティングマスターは宅建の上位資格という位置づけであり、宅建資格保有者がキャリアアップのために試験に挑戦することも増えています。
不動産コンサルティングマスターの受験資格
不動産コンサルティングマスターの資格試験を受験するためにはいくつかの要件があります。
まずは宅地建物取引士試験登録者であり、現在宅地建物取引業に従事をしている人、今後従事の予定のある人です。
それ以外にも不動産鑑定士で現在鑑定に従事している人、今後従事をしていく予定のある人、一級建築士で現在建築設計業、工事管理業などに従事している人、今後十字使用としている人も対象となります。
また、受験資格を有しているだけでなく、試験合格の後の技能登録については受験資格についての資格登録後その業務に5年以上の実務経験を有していることが必要です。
これは3つの業務について合算で5年以上とすることはできません。
不動産コンサルティングマスターになるには
多くの人が不動産コンサルティングマスターになるためには普段の仕事をしながら資格取得のための勉強をしています。
そのため勉強を効率よく行って知識を身につけていくことが大切です。
勉強の方法としては多くの人が独学で勉強をしています。
教材を購入して自分で勉強する人もいますし、通信教育を通して勉強をしているという人もおり、これは個人の向いている方法を選ぶので問題ないです。
試験に挑戦するにあたっては勉強が難しい場合には予備校に通うだけでなく、各地の協議会が実施している不動産コンサルティング・基礎教育という講習に参加をするのも知識を身につけるために有効です。
ただ教科書を読むだけでなく過去問を参考にして実力をつけ、弱点やなかなか覚えられないことについてはこういった講習に参加をして身につけていくということをすると見につきやすくなります。
仕事をしながらの勉強はかなりハードで精神的にも参ってしまうことも多いです。
そういった時にはこのような講習会に参加をすると同じように頑張っている仲間がいるおかげでパワーがもらえますしモチベーションアップにもなります。