亀裂の請求先

    コンクリートの壁

    「擁壁」ってご存知ですか?

    まず、ここで「擁壁」という言葉について考えてみたいと思います。
    皆さんは擁壁をご存知でしょうか?
    擁壁とは、たとえば土木工事などをする際に土がこぼれないようにコンクリートで固めた壁のことを言います。
    恐らく、みなさんも一度はみたことがあるでしょう。
    これが、家と家の間に存在していることがあります。
    家というのはすべて同じ高さに建てられているものではなく、段差がある場合がありますよね。
    「うちより2メートル高いところに隣の家がある」というところってありませんか?
    そういう時、家と家の間には「擁壁」があります。
    擁壁を作る理由はいろいろありますが、やはり上に建てられた家の土台が崩れてしまわないように…という意味も多々あるのではないでしょうか?
    そんな擁壁にひびが入っていたら気になりますよね。
    もし擁壁の亀裂が大きくなれば、もしかしたら崩れる可能性だってあるのです。

    擁壁に亀裂が入っている場合って、どうしたらいいの?

    実は、「擁壁」に関してはとてもトラブルが多く注意しなければいけません。
    なぜトラブルが多いのかと言うと、この擁壁が「どちらの持ち物なのかが解らない」という場合が多いため。
    常識的に考えて、擁壁は「上の家のもちもの」ですし、実際にそうであることが多いのですが、そうでない場合も多いので「どちらの管理なのか」はきちんと知らなければなりません。
    これも近年つくられたものであれば「どちらのものなのか」がすぐにわかるのですが、昔に作られたものだと「どちらの家の管理なのかが解らない」ということもありますので注意が必要です。
    あまりにも自然に存在するため、あらためて「どちらのものなのか」を考える機会も少ないのですが、今後購入予定の家に擁壁がある場合は「誰の管理なのか」を確認しておくことをお勧めします。

    また、擁壁に関しては「相手側の持ち物であっても、相手が全額負担とはいかない」というケースもあるそうで、これもまた擁壁をめぐる問題を大きくしている一因です。
    参考サイト:オールアバウト・隣地の擁壁に亀裂を発見!どうすればいい?

    擁壁がある場合は、事前に責任の所在や何かが合った時にどう対応していくかなどを考えておかないと、あとから大変なことになる可能性があります。
    できればその家を買う前に、擁壁がある場合は「何かがあったときの対応」を確認しておくことをお勧めします。あとからトラブルになると厄介ですし、どうしようもないということもありますからね。